Keibunsha 企画から印刷・Web・動画制作までものづくりで世界を笑顔に!! Keibunsha
  • Top トップページ
  • Service 事業内容
  • Works 制作実績
  • Message ご挨拶
  • Company 会社情報
  • Blog ブログ
  • Staff 社員紹介
  • Recruit 採用情報

Blog ブログ

啓文社社員が綴る、
為になるコト・ならないコト、
趣味・遊び・グルメレポートなどなど。
たまに会社からのお知らせも。

Theme

  • その他
  • グルメレポート
  • 遊びの話
  • 趣味の話
  • お知らせ
  • DTPの豆知識
  • 印刷の豆知識
  • にしよど探検隊
  • DIY
  • おすすめショートカット
  • ざっくり基礎シリーズ

Archive

  • 2025年
    • 4月 (3)
    • 3月 (2)
    • 2月 (2)
    • 1月 (2)
  • 2024年
    • 12月 (4)
    • 11月 (1)
    • 10月 (3)
    • 9月 (2)
    • 8月 (3)
    • 7月 (2)
    • 6月 (1)
    • 3月 (1)
  • 2023年
    • 9月 (1)
    • 5月 (1)
    • 4月 (1)
2024/12/18
DTPの豆知識

AIと真剣勝負!? 白黒写真のカラー化。その最適解は?

今は弊社のサイト内に組み込まれている社員ブログですが、以前エキサイトブログで更新していた時に、「Photoshopでモノクロ写真をカラーにする」というタイトルの記事を書いたことあります。

クリックしてその記事を読む👆


更新日を調べてみると2012年9月でしたから、ひと昔前と言っても良いくらいの古い記事なのですが、今回のこの記事を書いたのが2024年12月なので、実に12年の時が流れたことになります。
今となっては、白黒写真をカラー化できるサイトやスマホアプリは複数有りますが、2012年当時は手軽に利用できる、そのような技術は存在していなかったと思います。
ありがたいことにブログ更新当時、その記事を読まれた方から、白黒写真をカラー化するお仕事を頂いたことも何度かありました。
それから時が流れ、AI技術が劇的に進化し、静止画像の人物を動かせるまでになりました。
ネットの世界では、リアルなのかフェイクなのか判断が難しい、AIが作り上げたリアルな映像も沢山出回っています。
そこで今回はAI技術を試しつつ、白黒写真のカラー化に12年振りにチャレンジしてみようと思います。
カラー化する画像は12年前に使ったものと同じ画像を使用します。
これです。


人物、特に女性の肌色の表現は難しいので、カラー化をするには中々やりがいのある題材なのです。
ちなみにこの写真は元々はカラー写真で、オリジナルの画像はこんな感じです。


今回のカラー化にあたって、

・無料で使えるサイト(4サイト)
・Photoshopの「カラー化」フィルター
・Photoshopを使って、手動で変換

以上、3パターンを試してみました。
スマホアプリでもカラー化が出来るものがありますが、今回の検証では無料で使えるサイトのみで試しました。
ではまずは、無料で試せるサイトで変換した画像を見てみましょう。
尚、今回は無料で試せるサイトで変換したものが、どんなレベルなのかを知りたかっただけですので、利用したサイトの名前やURL等の情報は伏せさせて頂きます。


・無料で使えるサイトを使って変換

無料版は扱える画像の解像度に制限があったり、変換できる回数が少なかったりと機能の制約がある場合があるので、そこは念頭に入れておきましょう。

まずは1つ目のサイトで変換したもの。


彩度が強目ですが、綺麗に変換されていますね。
携帯電話の色付けは不自然さを感じます。
壁の色がまさかの赤色です。


2つ目のサイトで変換したもの。


ちょっと色褪せて見え、歯が赤くなっているのが気になります。
使用されている色数が少なく、全体的に地味な印象ですね。
携帯電話のパールピンクが、それらしくなっていて良い感じだと思います。


3つ目のサイトで変換したもの。


2つ目同様、色褪せて見えますが、色数が適度に有り、良い感じに変換されていると思います。
カラー写真をレトロ調な写真にするフィルターをかけたような感じですね。


4つ目のサイトで変換したもの。


これはかなりレベルが高いのではないでしょうか?
どこかにツッコミどころが無いか探してみましたが、見当たりませんでした。
一つだけ難点が有るとすれば、無料版のため、右下にアプリのロゴが入ってしまうことです(ロゴは消しました)。
課金すればロゴは付かないので、これは仕方ないですね。
ちなみにこのサイトはスマホアプリ版もあり、そちらで試したところ同じ結果になりました。
まだ検証の途中ですが、勝負はついたかもしれません…。


・Photoshopの「カラー化」フィルターを使って変換

Photoshop2021から「ニューラルフィルター」という機能が加わりました。
AIを使ってカラーを変えたり、人の表情を変えたりエフェクトをかけたりできる機能なのですが、白黒写真をカラー写真に変換できる「カラー化」という機能もあるのです。
その機能を使って変換したのが下の写真です。
色々調整できる項目はあるのですが、何も触っていないニュートラルな状態での変換結果です。


これもすごく良い感じに変換されていますね。
でも、絶賛ばかりするのも悔しいので、アラを探してみました。
・顔の色が赤っぽい。
・バインダーの色があまり良くない。
・携帯電話の色付けにムラがある。


・Photoshopを使って手動で変換

最後はPhotoshopを使って私が手動で変換したものです。


12年前に書いたブログの記事とほぼ同じ方法で、変換しました。
条件を揃えるために、オリジナルのカラー写真を見ずに、変換しました。
女性が左手に持っているバインダーの色がピンク色なのは知っていましたが、意図的に青色にしました。
作業時間は1時間かからない位だったと思います。
決して悪くはない結果だとは思いますが、どことなく不自然さというか、塗り絵感を感じなくもないです。
髪の毛や肌色や唇など、各パーツごとにレイヤーを分けて調整しているので、「髪の毛をもう少し茶髪っぽく」とか「椅子の色を赤色に」のように、細かい色調整はしやすいデータになっています。


・結論

さて、色々試してみましたが、如何でしたでしょうか?
AIの技術、凄いですね。
手動で1時間かかる作業を、ほんの一瞬で終わらせてしまうのですから。
以下に、結論をまとめました。

●Photoshopを持っていない・画像サイズは小さくても良い・色にこだわりはない・画像にロゴが付いても良いという方は、無料で使えるサイトやスマホアプリで変換。

●目的に応じ、有料版を使って、サイトやスマホアプリで変換。

●Photoshopを持っている、或いは持っている方に依頼できるという場合は、「カラー化」フィルターを使って変換。変換した結果に修正を加えたい場合は、Photoshopを使い手動で微調整。

変換に要する時間を考慮すると、残念ながら「白黒写真のカラー化」人間対AIの勝負は、AIに軍配が上がったという結論に至りました…。
ただし、人物写真1点だけでの判断なので、場合によって手動で変換した方が良いケースもあるかもしれません。(無いかもしれません…)

それにしてもAIの技術の進歩、素晴らしいですね。
このブログは数人の社員が交代で執筆しているのですが、来年は試しに一度、こっそりAIに執筆を任せてみようかと思案しています。
私が書くより良い記事を書いてくれそうな予感がします(笑)。
冗談はさておき、AIで出来ることはAIに任せ、私たち人間はAIでは対応出来ない部分の技術・魅力を高めていきたいものですね。

ではまた。

社員ブログ一覧を見る

Contact Us!

まずはお気軽にご相談下さい!
無料でヒアリングさせて頂きます。

相談してみる

お電話でのお問い合わせはこちら

  • 大阪 06-6471-0431
  • 東京 03-6403-3962

受付時間9:00~17:30(月〜金)

株式会社啓文社

株式会社啓文社

  • 大 阪
    本 社
    〒555-0023 大阪市西淀川区花川2-14-14
    TEL 06-6471-0431 FAX 06-6471-4508
  • 東 京
    オフィス
    〒102-0084 東京都千代田区二番町9-3
    TEL 03-6403-3962 FAX 03-6740-1785

Follow US!

  • X
  • Instagram
  • FaceBook
  • Top トップページ
  • Service サービス
  • Works 制作実績
  • Message ご挨拶
  • Company 会社情報
  • Blog ブログ
  • Staff 社員紹介
  • Recruit リクルート
  • Contact お問い合わせ

Copyright(C) Keibunsha Co.,LTD. All Rights Reserved.

ページトップへ戻る