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2025/11/05
DTPの豆知識

Photoshopのスーパーズームを使って、写真の解像度をキレイに上げる方法

今回はPhotoshopの便利な機能のお話です。

写真を取り扱う仕事をする際、解像度が足りなくて、画質が粗いと感じることがよくあります。
そんな時、以前なら、Photoshopの画像解像度を設定する際の、再サンプルの項目「ディテールを保持 2.0」を選んで解像度を上げていたのですが、今はPhotoshopの機能が向上し、より高度に解像度を上げることが可能になりました。
それはPhotoshop 2022で登場した「スーパーズーム」という機能なんですが、とても頼りになる機能なので、まだ使ったことがない方は是非覗いていって下さい🙇

スーパーズームとは?


Photoshopのスーパーズームは、AI(人工知能)を活用して画像の劣化を抑えながら、最大16倍まで高画質で拡大できる機能です。
この機能は、従来の画像拡大方法で発生しがちな画像のぼやけを、AIが不足しているピクセルを自動で補完することで解決します。
人物写真の解像度アップに特に効果を発揮し、髪の毛などの詳細なディテールも認識して補完します。
Photoshop 2022以降のバージョンで使用が可能です。

スーパーズームを使ってみよう


では、早速スーパーズームの実力を検証していきましょう。
人物写真が得意とのことなので、このような画像を用意しました。
スーパーズームはCMYKの画像には使えない為、RGBにしておきましょう。(←大事!)


上記画像は横幅2,000ピクセルだったのですが、スーパーズーム機能を紹介するために、1/10サイズの横幅200ピクセルにします。
するとこんな感じになりました。


細かいディテールが無くなり、ドット感を感じるようになりましたね。
この画像をスーパーズーム機能で、解像度を上げていきます。

まず、Photoshopのフィルターメニューからニューラルフィルターを選択します。

ニューラルフィルターのウインドウが現れるので、スーパーズームのところのスイッチをクリックしてオンにします。
スーパーズームを初めて使う場合は、スーパーズーム機能をダウンロードをする必要がありますので、ダウンロードボタンを押して下さい。(ダウンロードをすることでスイッチが現れます。)


スーパーズームのスイッチをオンすると、スーパーズームの設定項目が現れます。
設定ウインドウ右上に表示されている画像下部に画像をズームする虫眼鏡のアイコンがあるのですが、プラスの虫眼鏡を1回押す度に1段階ズームの倍率が上がっていきます。最大16倍のズームが可能ですが、ズームすればするほど画像がキレイになるわけではありません。
画面上にプレビューウインドウが表示されるので、そのプレビューを見ながら最適な設定をしていきます。(プレビューが小さくて分かりづらい場合は、ウインドウの表示を大きくして下さい)
ズームの倍率がある段階を超えると、「あれ?1段階低い数値の方がキレイだったぞ…」と思うことがあり、その場合はマイナスの虫眼鏡をクリックして、1段階低い倍率のズームに戻しましょう。


諸々設定を終えた状態がこんな感じです。

①ズーム倍率は今回の写真だと「4x」が最適だと感じたので、そのようにしました。
②「画像のディテールを強調」は常にオン。
③「JPEGのノイズを削除」は今回はオフ。(オンにすると塗り絵のようにのっぺりした画像になった為)
④「ノイズの軽減」は「3」。
⑤「シャープ」は数値を変えても大した変化が無かったので「0」。
⑥「顔のディテールを強調」は状況に応じてオンオフを決めれば良いと思いますが、今回はオフ。
⑦「出力」は「新規レイヤー」だと画像がドキュメントからはみ出してしまうので、常に「新規ドキュメント」で。

【注意】
⑧各種設定が終わった後は、最後に青いOKボタンを押すのですが、画素数が高い画像にスーパーズーム機能を使う場合、演算に時間がかかってしまい、ボタンがグレーアウトしたままで中々ボタンが青くなりません。
その際はボタンが青くなるのを待つか、場合によっては元画像の画素数を下げることも検討して下さい。
「解像度を上げるためにスーパーズーム機能を使うのに、画素数を下げるの?」と思われるかもしれませんが、画素数が高い=解像感が高いとは限らないので、状況に応じて、調整をお願いします。

上記設定で生成された画像が下の画像です。
200ピクセルの画像を「4x」ズームしたので、800ピクセルになりました。


如何でしょうか?
200ピクセルの画像ではピクセルのドット感が目立っていましたが、生成された画像はドット感が無くなり、かなりキレイになりましたよね。


目の部分を切り取って拡大表示してみました。
こうして比べると、随分キレイになったことが分かりますね。




「ディテールを保持 2.0」を使って解像度を上げた画像との比較です。
「ディテールを保持 2.0」はのっぺりとした塗り絵のような質感になっていますが、
スーパーズームはまつ毛や皮膚の質感が再現されていて、自然な写真に仕上がっていると思います。

恐るべし、AI。ありがとうスーパーズーム。
そんな気持ちを抱させてくれる、かなり使える機能だと思います。

補足

今回はズーム倍率「4x」が一番キレイに感じたので「4x」を選んだのですが、結果的に横幅800ピクセルという、比較的画素数の低い画像が生成されました。
印刷の都合等で、もっと画素数の高い画像にしたい場合は、もっと高いズーム倍率にしても良いのかもしれません。
あるいは、「4x」で生成された画像を、「ディテールを保持 2.0」を使って解像度を上げる方法もアリかもしれません。
その辺は、元の解像度や画像の内容によって最適解が変わる可能性が考えられるので、その都度、色々試してみて下さいね。

画像の解像度をキレイに上げる方法は、他にもう一つ「スーパー解像度」という機能もあるのですが、ズーム倍率が2倍までなので、今回はスーパーズームを紹介させて頂きました。
「スーパー解像度」はある程度解像感があって、それなりにキレイな画像をよりキレイにしたい場合に使うのに適しているのかもしれません。
今回のように画素数が全然足りていなくて、ドット感を感じるような本当に粗い画像には、スーパーズームを使うのが良いのかな、と感じました。

今回の記事は以上となります。
スーパーズーム機能、かなり使える機能だと思うので、よかったら試してみて下さいね。
ではまた👋

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