マイフェイバリット口笛ソング(洋楽編)

たまには音楽の話でも。
2006年にPeter Bjorn And Johnの「Young Folks」という曲がリリースされ、ヒットしました。
この曲は口笛が大々的にフィーチャーされていて、とても印象的な曲なんですが、男女の会話を歌にした、ちょっと中毒性のある面白い曲なんですよね。
「Young Folks」がラジオでよくかかっていた頃、「そう言えば口笛の入っている曲って良い曲が多いな」と思い、いつか口笛ソングのプレイリストを作ってみようと考えていました。
あまりにも長く考えすぎて、20年近くかかってしまいましたが…💦、ようやく口笛ソングのプレイリストが完成しました❗️
長年の思いが実った「マイフェイバリット口笛ソング」のプレイリスト、よかったら聴いていって下さい🎵
かなり渋めの曲が多く、名前も知らないアーティストが沢山リストされているかもしれませんが、軽く流すBGMとしても聴きやすいものにしたつもりです。
1曲ずつYouTubeの動画を貼っていますが、最後にYouTube・Apple Music・Spotifyのプレイリストも貼っているので、トータル46分間の全15曲、まとめて聴くことができます🎶
このブログは職場で見て頂いている人も多いと思うので、音声は流せないかもしれませんが、その際は是非ご自宅や移動中など、お好きなシチュエーションで聴いてみて下さい🙇♀️
曲順は無作為に並べたわけではなく、気持ち良く聴けるように何度も並べ替えたり、曲を削除したり追加したりを繰り返して出来たものなので、きっと良い感じに聴けると思います。
1曲ずつ解説のようなものを書いていますが、全部読むのも大変だと思うので、お時間の無い方は一番下までスクロールして音楽だけでも聴いてもらえたら嬉しいです。(下までスクロール↓)
では、行ってみましょう❗️
マイフェイバリット口笛ソング(洋楽編)
1. Jack Johnson – I Got You
2. Bobby McFerrin – Don’t Worry Be Happy
3. Bruno Mars – The Lazy Song
4. Wilco – Red-Eyed And Blue
5. John Mayer – You’re Gonna Live Forever in Me
6. The Tesky Brothers – Sunshine Baby
7. Taj Mahal – Ain’t Gwine Whistle Dixie (Any Mo’)
8. Professor Longhair – Big Chief
9. Norah Jones – Little Room
10. Cat Power – What The World Needs Now
11. Rod Stewart – The Killing Of Georgie (Part I And II)
12. Tom Waits – Mockin’ Bird
13. Paul Simon – Me and Julio Down By the Schoolyard
14. Otis Redding – (Sittin’ on) The Dock Of The Bay
15. Harry Nilsson – Little Cowboy (Reprise)
1. Jack Johnson – I Got You
ハワイ出身のシンガーソングライター、ジャック・ジョンソンは元プロサーファーということもあり、海辺で聴きたい感じのゆったりとした癒し系の曲が多いです🏄♀️
この曲もそんなジャックのラブソングのひとつ。
2. Bobby McFerrin – Don’t Worry Be Happy
昔テレビ番組のBGM等でよく流れていて大好きだった曲。
定番中の定番の口笛ソングですよね。
最近では、求人サービスのCMにもこの曲が使われています。
リズムやベースなどは全てボビー・マクファーリンの声だけで多重録音されているとか。
3. Bruno Mars – The Lazy Song
ブルーノ・マーズ初期のヒット曲のひとつ。
ブルーノは最近、私の息子もお気に入りで、よく聴いているようです。
この曲も口笛ソングとしては定番ですね。
「今日は何もする気になれない」「ただベッドで寝っ転がっていたい」そんなダラけた感じの歌詞が、休日に聴くには丁度良い塩梅です。
4. Wilco – Red-Eyed And Blue
この曲あたりから、ちょっとマニアックな感じになりますが、このプレイリストは全部良い曲ばかりなので気にせず聴いてみて下さい🙏
英語の歌詞を読んでもあまり意味が分からなかったのですが、「お酒を飲み過ぎて目が赤くなり、気持ちもブルー」って感じの歌でしょうか。
ウィルコは名曲が沢山有ってすごく良いバンドなのに、ロック好きガチ勢の方でもスルーしがちなバンドで、長年のファンとしてはちょっと寂しいのです。
5. John Mayer – You’re Gonna Live Forever in Me
ジョン・メイヤーは「現代の三大ロックギタリスト🎸」に選ばれるくらいギタリストとしても一流ですが、ヴォーカリストとしてもソウルフルですごく良いんですよね。
こんな感じのしっとりとしたバラードもジョンの真骨頂のひとつだと思います。
6. The Tesky Brothers – Sunshine Baby
オーストラリアのブルースロック系バンド、テスキー・ブラザーズ。以前はメンバーが数人いたのですが、今は兄弟二人だけになったようです。
日本では無名に近いですが、60年代辺りのアメリカ南部のR&Bを、現代に蘇らせたかのような素晴らしいバンドです。
この曲はR&Bというより、ちょっとオールドタイムなジャズっぽい感じ。ゲストミュージシャンによる演奏ですが、ミュージックソーと呼ばれる、弓で弾かれるノコギリの音が入っているのが面白いですね。ミュージックソーは口笛にとても近いフィーリングを持つ楽器のような気がします。
同じブラザーズでも、横山ホットブラザーズはノコギリを弓ではなく、太鼓のバチで「お~ま~え~は~ア~ホ~か~」と演奏していましたね…😆
7. Taj Mahal – Ain’t Gwine Whistle Dixie (Any Mo’)
ちょっと休憩、的な感じの小曲を。
演奏時間わずか1分のインストナンバー。
わざと調子を外してるのか分かりませんが、飄々としていて、めちゃくちゃ味のある口笛😗
この口笛は真似しようと思っても結構難しいかも。
8. Professor Longhair – Big Chief
ニューオーリンズ・ピアノの祖、プロフェッサー・ロングヘアの代表曲。
ニューオーリンズの音楽は、マーチングバンドのリズムを取り入れた、リズミカルで明るい曲が多いのですが、この曲も中々ダンサブルで陽気な曲ですね。
口笛ソングのプレイリストを作ろうと思い立った時、真っ先に私が思い浮かべたのはこの曲なのでした。
9. Norah Jones – Little Room
ノラ・ジョーンズ3枚目のアルバム『Not Too Late』の中の1曲。
小さな自分の部屋で恋人と一緒に過ごすひとときのことを歌った、とても可愛らしいラブソング。
10. Cat Power – What The World Needs Now
ウォン・カーウァイ監督作品、ノラ・ジョーンズ主演の映画『マイ・ブルーベリー・ナイツ』の挿入歌で、キャット・パワーの曲(「The Greatest」←名曲!)が使われたのが切っ掛けで彼女のことを知りました。
二人ともハスキーな声の持ち主ですが、ノラ・ジョーンズが太陽なら、キャット・パワーは月のような感じでしょうか。
この曲はバート・バカラック作曲、ジャッキー・デシャノンがオリジナルのカバーソングですが、キャット・パワーは完全に自分の歌にしていて聴き惚れてしまいます。
11. Rod Stewart – The Killing Of Georgie (Part I And II)
ロッド・スチュワートの友人が、事件で命を奪われてしまった実話を基に作られた歌だそうです。
3分未満の短い曲が多いこのプレイリストの中で、約6分半ある長尺のナンバーですが、途中、パート2で転調するのでダレることなく聴けると思います。
12. Tom Waits – Mockin’ Bird
かつて「酔いどれ詩人」と呼ばれていたトム・ウェイツ🥃
ジム・ジャームッシュ監督の映画にも俳優として出ていたこともありますが、ワンアンドオンリーな感じの個性派ミュージシャンです。この曲は『The Early Years Vol.2』という未発表曲を集めたアルバムに収録されている曲。
Mockin’ Birdはマネシツグミというスズメ目の鳥のことで、名前の通り、様々な鳥の鳴き声を模倣する能力を持っているとか。
13. Paul Simon – Me and Julio Down By the Schoolyard
サイモン&ガーファンクルのサイモンさんのファーストソロアルバムに収録されている曲です。
何か犯罪級の悪事を働いた息子が両親に責められつつ、「俺は俺のやりたいようにやる」と我が道を行く若者を描いた歌。
この歌、邦題は「僕とフリオと校庭で」といい、日本でもそこそこ売れたらしいのですが、この曲が大好きな山崎まさよし氏には「僕と不良と校庭で」という曲があるのでした。フリオ→不良、上手いこともじりましたね。
14. Otis Redding – (Sittin’ on) The Dock Of The Bay
人生に挫折したと思しき男が行くあてもなく辿り着いたのは波止場。
そこで、一日中ボーッと潮の満ち引きを見ているだけ。
そんな男の切ない情景を描いた曲ですが、最後の口笛がすごく良いんですよね。
この曲を録音した3日後にオーティス・レディングは飛行機事故に遭い、還らぬ人となってしまうのですが、死後に発売されたこの曲は、彼自身初の全米1位の大ヒットになったのでした。
15. Harry Nilsson – Little Cowboy (Reprise)
マイ・フェイバリットと銘打ったものの、ニルソンさんの音楽はちゃんと聴いたことがなく、この曲のことも最近まで知らず、色々調べているうちに出会ったのでした。
最初は14曲目のオーティス・レディングを最後の曲にしようと思っていたのですが、ちょっと染みじみとし過ぎな気がして、最後は明るい感じの曲で締めたくなったんですよね。
1分足らずの短い曲ですが、レトロな雰囲気がとても良い感じです。
ちょっとマニアックなセレクトになってしまったかもしれませんが、口笛ソング、如何でしたでしょうか?
楽しげな曲から物憂げな曲まで、色んなタイプの曲を盛り込み、飽きないように抑揚をつけたプレイリストにしてみました。
高校生の頃からこんな音楽ばかり聴いてきたので、私は何の違和感もないのですが、もしかしたら殆ど古めかしい曲ばかりになってしまったのかもしれません。
でも、ジャンルや年代にとらわれず、良い音楽なら何でもOKという人ならきっと気に入って貰えると思います。
曲中に口笛が入るだけで、妙に惹きつけられてしまいませんか?
楽器の笛のように決まった音階がない、口笛ならではの魅力があるのでしょうね。
微妙な音階のズレ・揺らぎが心地良いユルさを生み出すのではないでしょうか。
口笛ソングを聴きながら、一緒に口笛を吹くのも楽しいと思います。
口笛を吹くと口周りの筋肉(口輪筋)を使うので、小顔効果が得られたり、顔のたるみ解消にも効くらしいですよ。気になる方は試してみて下さいね。
ではまた👋
▶️プレイリスト 👇👇👇
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