かみわざ・・・
今年の夏は例年にも増して暑い日が続きましたね。
まだまだ残暑厳しい今日この頃ですが、少~し秋の空気を感じることが増えてきました。
お盆休みが過ぎると、年末に向けてのお仕事がたくさん動き始めます。
その中でもカレンダー業務は、全社を挙げて取り組んでまいります。
啓文社ではオリジナルのメモ付きカレンダーのご注文を承っております。
・毎年弊社デザイナーが制作する表紙
・お名前の刷り込み
・色とりどりの2色メモ
・どんな場所にもなじむ透明ケース入り
・お客様へ渡しやすい透明OPP袋入り
どれもとても喜んでいただいているポイントです。
当たり前のことですが…
1月~12月まであるカレンダーを一枚ずつ重ねて一年のカレンダーを作ります。
印刷をして、断裁した段階では、月毎の束になっています。
それを一枚ずつ重ねていく作業を「丁合(ちょうあい)をとる」といいます。
丁合機という機械があるのですが、サイズやページ数、部数によっては手作業で丁合をとることも少なくありません。
なかなか手間と時間がかかる作業で、2,3枚取ってしまったり、山を潰してしまったり、取り損ねてしまったり…。
ですが、熟練してくると時間も短く、精度も高くなってきます。
弊社では、会長が丁合の達人です。
御年75歳の手捌きは、まさに神業!・・・ならぬ紙業です。
会長は創業者 大中正達の息子で、学生のころから手伝いを続け、この道60年近い大ベテラン。
まずは準備から。
各月の束を慣れた手つきでさばき、器用に広げて重ねていきます。
この準備を適当にしてしまうと、後で痛い目にあいます。
きれいに12月分並べ終えたらいよいよ丁合です。
テンポよく一枚ずつピッピッと手の中に納まっていきます。
動画でお伝え出来ないのが残念ですが、正確に一枚ずつリズミカルに丁合をとっていきます。
(後日インスタグラムに動画をアップする予定ですので、ぜひご覧ください。)
この時のスピードや精度にはいろいろな条件が関係してきます。
紙の種類、紙のサイズ、その日の天気(湿度)、指サックの種類など…
ちなみに会長のお気に入りはぺブル ユビサック。
この日はコンディションがよく、100部作るのに要した時間は10分ほどで
あっという間にきれいなタワーができました。
なかなか普段は目にすることのない丁合に、子供のころは見入っていた記憶があります。
ケースにセットしOPP袋に入れれば、カレンダーが完成です。
カレンダーの後ろに2色のメモ用紙が入っています。
メモの色はシックな組み合わせやポップな組み合わせなど色とりどりでどんな色になるのかはお楽しみ!というシステムです。
箱に詰めると、よりカラフルです。
年末年始の挨拶まわりに重宝します弊社オリジナルカレンダー。
1年を通して御社のPRに活躍します✨
お問い合わせお待ちしております。